圧迫骨折の後に続く慢性的な腰痛

小田原の指圧・整体・マッサージ

リテア治療院です

 

胸椎(胸部の背骨)の圧迫骨折

1年以上続く痛み

 

70代の女性

約2年前に胸椎の12番目を

圧迫骨折

痛み止めの薬

コルセットの使用による

保存治療を続けている

現在も隔週で注射での治療

 

 急性期の痛みは治まっているが

慢性的な腰痛が1年以上続く

このような状態で来院されました

 

まずは

背骨の痛みの確認

筋肉の状態をチェック

コルセットを外しての歩行

動作の確認

(体を曲げたり伸ばしたり)

 

もちろん無理はさせません

 

 痛みをかばって

丸まった姿勢が続いたこと

さらには

コルセットで長い間の固定

そのせいで

 首筋 肩 背中の丸まり

骨盤や股関節の動きも悪い

 背骨に沿っての筋肉のこわばり

 

これらが改善するように

治療していきます

 

 うつぶせでの治療は

背骨に負担がかかるのでしません

 横向きもしくは仰向けでの

治療になります

 

 1度目の治療終了後

座った姿勢からの立ち上がり

コルセットなしでの歩行

スムーズに動けるようになりました

 

でも

 ベッドからの起き上がりは

背骨の際の痛みが残る

 

 2回目の治療は1週間後

3回目の治療はその2週間後

現在も治療は継続中

 

1日中つけていたコルセット

家事などの時以外は外して

生活できています

 

ちょっと補足

圧迫骨折は2〜3ヶ月の保存的治療により、約80%の患者さんでは骨癒合(こつゆごう、折れた骨が固まること)が得られるといわれています ※個人差があります

長期間の必要のない固定は

体の機能を低下させます

 

コルセットへの依存は

体の改善の妨げになります

ご注意を!

 

コルセットの副作用についてはこちら

 

骨折や靭帯の損傷などで

続く痛みでお困りの方

一度ご相談してください